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はじめに

静止画像ファイルと、その重ね合わせ方を指定したタイムシートファイルから、映像ファイルを作成するツールです。 いわゆるアニメ作成ツール。セル画を重ねて撮影して映像を作るイメージです。

画面イメージ

タイムシートファイルはXMLで記述します。画像ファイルはBMP,PNG,JPEG,ERIが読めます。出力はAVI映像ファイル(最大2GBの制限付きの旧タイプ)あるいは、連番画像(BMP/PNG/JPEG/ERI)です。 まだ専用エディタが無いので、テキストエディタでXMLを直書きというかなりユーザに厳しいスパルタンなシロモノです。 バグもまだまだありそうだし…。 エディタ、VFAPIと揃ったら晴れて大公開したいものですが…。とりあえずβ版ということで。私としてはいずれエディタから呼び出す部品としたい。 そうそう、連番画像ファイル出力はまだ未実装です。今のところ、AVIしか吐けません。

ダウンロード

実行ファイル
tms2avi.zip
MSXML4
tms2aviの実行に必要です。既にインストール済みなら不要です。今のバージョンでは不要の筈です。

インストールと起動

事前準備
動作にはMSXML4のインストールが必要です。
画像処理ライブラリとしてインテルのIntel Image Processing Liblary 2.5を使っています。いつの間にか有料化されてて無料版の配布は止めてたみたいだけれど、 http://www.cvmt.dk/~hn/Images/install/IPL/
にまだ置いてあるようなので、インストール(ipl25.exeを実行)後、DLLを実行パスに加えてください。 ※C:\Program Files\Intel\plsuite\bin\の下の*.dllを全部、tms2avi.exeと同じディレクトリあるいはSystem32配下にコピーするのが一番簡単かと。
今のバージョンは不要の筈です。万一、起動時にこれらが見付からない旨のダイアログが出た場合には上記を試して下さい。
インストール
ダウンロードしたファイルを展開して出来るファイル/ディレクトリをそのまま好きなディレクトリに配置します。
起動
tms2avi.exeをエクスプローラ上で、ダブルクリックすると起動します。

操作

これ自体は非常に単純なので画面を見れば判ると思います。tms(xml)ファイルと、出力ファイルを指定して、実行をクリックするだけです。 xmlファイルの記述に従って、画像を重ねたり加工したりしてAVIや連番画像を黙々と作ります。

タイムシートの書式

タイムシートの書式はTMS書式を参照して下さい。

その他

バグ?情報とか注意点とか。

XML解釈
実行時、いきなり
XML解釈エラーダイアログ
が出ることがあります。タイムシートファイルを日本語ディレクトリの下に置くと出るようです。 最新版以外では、何も出さず終了しますので、怪しい時は最新版に。 ※日本語ディレクトリトラブルに関するメモ。 GDI+ と VC++ と日本語。に因ると >と、途方にくれているところで、過去の苦い経験を思い出した。mbstowcs() の前に setlocale() を呼んどかなきゃならんことを。デフォルトでOSのエンコードを採用してくれよと思うのだが、setlocale(LC_ALL,""); が必須なのである。VC6のせいなのだろうか。VC.NETでは直っているのだろうか。Windowsの仕様なのだろうか。
とある。
CODEC
一部CODECと相性が悪く、異常終了します。いつもアプリケーションエラーが起きる場合はCODECを変えてみて下さい。
opaque
obscureタグが怪しいです(調査中)。